GV森羅 プログラム Greeting
by 星野正美
この記事は大会プログラムにて毎回紹介されている挨拶を hp上でも行おうというものです。
( R2 グリーンバレー森羅 表紙〜 クリック拡大! )
ハロー九州! 九州と西日本ライダーの皆さん JNCCでございます。
ご存知のようにJNCCが九州の地を踏むのは初めてで、ファクトリースポーツ 山野 氏のご支援の下ここに開催させていただくことが出来ました。パドックが広い事から定員は400名となっていましたが正直全く地盤のない九州大会のこと、まあ100台を下回る事は無いとは思っていましたが、3年続けたビッグディア広島でさえやっと200台を越えたばかりなので、初開催は地元とMCマーケットの期待に応えられるのかと不安でした。
このグリーティングはエントリー締切りの4月3日に執筆していますが、今日までのエントリーは250台を越え明日には多少現金書留エントリーも届く事から最終的には260台くらいになると思います。 内容は FUN-GPが120台、そしてCOMP-GPは130台以上となり地元九州や西日本からのエントリーが多く、それに続いて関西やJNCCサーカスを転戦してくれる常連ライダー、中には北海道からの一般ライダーのご参加も有り本当にありがたくまた身の引き締る思いでいます。
九州地方のエンデューロは過去に素晴らしい隆盛を極めていたと聞いていますが、長引く不景気や確固とした選手権という基盤が無かった為に最近までは少々方向性を見失っていたようです。しかし、これは九州ばかりではなく全国でも同様に言える事であり、またその復調の兆しも全国で広がりを見せようとしています。 九州ではまずJECがあり、話題となったエクストリーム Gインパクトがあり、そしてここにJNCCがデビュー出来た事でバランス良くメジャーレーシングが揃いました。 これからは好きなジャンルの本格レースに参戦する事が可能となった九州ライダーは、必ずしやこの九州の地を再びオフロードの別天地に変えて行くことでしょう。 JNCCは少しでもこの転機のお役に立ちたいと願い、また九州ライダーと全国ライダーの更なる交流を目指して行きます。
さて当初グリーンバレーでの開催は九州地方に少しでも活気が与えられればという使命感で進めてきましたが、山野氏に案内され現地を視察してからはその使命感は更に膨れ上がり、日本ばかりではなく、世界にも類を見ない超弩級のグリーンバレーを世に紹介しなくてはという想いにかられました。 実際この視察は、私の中では事件といっても過言ではないものでした。自身の30年に及ぶ XCプロモーター人生の中でもこれほどのコースに出会った事は初めてであり、それも本当に比較になるものがない程の凄まじいものだったのです。 日本にいながらニュージーランドのような景色を撮影出来るという事で以前から広告撮影や映画撮影では有名だったとのことですが、この天上界のように美しく雄大な大自然の中で本当にJNCCが開催出来るんだと認識した時には、メジャーデビューの光栄さと合わせて本当にその幸運に震える程でした。
ところで 森羅 のネーミングについてよく尋ねられますが、山野氏に連れられて阿蘇の山々の地に立ったその瞬間に「悠久」と「森羅万象」という言葉が頭に浮かび、同時にもう何年も前から用意されていた名前のように、大会名は「森羅」(シンラ)と決めていました。 悠久、すなわち「時代を超えて綿々と続いていく事」。 森羅万象、すなわち「宇宙間に存在する数限りない一切のもの」。 これらの言葉は知っていたものの地に立って感じた事は初めてであり、それは美しい大自然を誇る長野や北海道の地でも無かったことです。これはやはりこの地が九州という神話の地であるからこそなのかもしれませんね。 少し自分でも思い込みが強いかなと思いましたが、「森羅」はひねり出したネーミングではないものだからして、私には「この素晴らしいモーターサイクルXCの存在を一般社会に紹介し綿々と育てていく事が使命なんだ。」、と言われているような気がして少し厳粛な気持ちにもなりました。
また我が国でクロスカントリーと言えば社会では自転車やスキーのXCがポピュラーですが、名前の由来になった「起伏の有る大自然のフィールドを越えて行く競技」は、モーターサイクルこそが最もその醍醐味を味わえる競技だと思います。もちろん自転車やスキーを否定しているわけではないのですが、スキーでは少しの登りでも辛いし人力を原動力にする自転車も根本的には同様です。人力だけに頼るという事も醍醐味として理解は出来ますが、高い走破力によるダイナミックな躍動感の魅力と登りでも様々に楽しめる事はモーターサイクルXCの大きなアドバンテージで、何とか我が国クロスカントリーの代表選手にしたいものですね。 そういった意味ではこの「グリーンバレー森羅」はモーターサイクルXCの魅力を二輪界だけではなく広く一般社会にも紹介出来るパワーを持っていると思います。 本当にここを初めて走るライダーはマシンより先に、まず頭の中がぶっ飛びますよ! そしてその大きな感動を是非全国に持ち帰って紹介して下さい。皆さんによるこの感動の伝達こそが地力となって、この素晴らしい XC & ED をきっとメジャスポーツへと押上げることになることでしょう。
さあJNCCといえば チャンプ 小池田猛 を始めとするそれぞれが我国を代表するようなAAオールスターズですが、初観戦の九州のみなさん、特にJNCCが誇る AAシングル ゼッケンライダーは速いですよ! 九州からは AA #16- 原田 健司 を筆頭に MX-IAライダーの参戦も目立ちますが、グリーンバレーの経験値を生かした彼等とJNCCライダーの激突は見物ですね! 今回も雑誌社が大挙して取材に来ていただけるので大会後各方面で広く紹介されますが、観戦に増しての感動はありません。 4月11日はお誘い合わせの上、是非この記念すべき JNCC初九州大会「グリーンバレー森羅」にご来場下さい。大勢の XC & ED ファンの方にお会い出来る事を、今から楽しみにしています。
追伸:JNCCといえば一方で「フィニッシャーズロード」が有名です。 フィニッシャーズロードとは完走したライダーを讃えハイタッチで迎えるものですが、是非この初九州大会でもしっかりやらせていただきたいと思います。そこでゴール5分前にはどうぞゴール地点まで戻って来て欲しいのです。
一般観客の皆さんだけではなく、大会関係者や Jバザーのご協賛各位まで 皆んな皆んな集まって下さい。そして応援ライダーはもちろんの事、今まで雑誌でしか見た事の無かった有名ライダーとも是非心の通うハイタッチをして下さい!(表彰式の前にはAAシングルライダーのポスターサイン会も予定しています。)




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